受診される方へNotes 01
- 血圧が異常に高い場合は、体調に変化を及ぼす可能性がある為、胃の検査をお断りする場合がございます。
- 受診日に風邪をひいている場合、炎症反応(CRP、RA、ASLO、白血球)はデータの数値が高くなる可能性があります。
- 受診日に指定の体重を超える場合、検査機器の重量制限及び安全面を考慮して行えない検査がございますので、予めご了承ください。(体重制限参照)
女性の方へNotes 02
- 妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方は胃部内視鏡検査、胃部X線検査、胸部X線検査、マンモグラフィ検査、CT検査を受けることができません。
- 腹部超音波検査は妊娠中の方でも検査可能ですが見えにくい場合もあるため予めご了承ください。
- 豊胸手術をされている方はマンモグラフィ検査を受けることができません。
- 生理中の場合は受診日を変更していただくか、受診日から1週間以内に尿の再提出をお願いします。(提出がない場合は生理中の尿での結果となります)
- 生理中の便検査は正確な結果が得られないため原則受付けておりません。受診日から1週間以内で再提出をお願いします。
- 生理中の婦人科検査は正確に細胞採取が出来ないため、受診はお勧めできません。
- 受診日の体重が165㎏以上の方は婦人科検査を受けることができません。
- 授乳中でも乳腺超音波検査とマンモグラフィ検査は可能ですが、乳腺が発達しているため、マンモグラフィ検査では正しい結果が得られない可能性があります。
授乳終了6ヵ月以降に再度検査を受けていただくことが望ましいです。
体重制限(125kg以上)Notes 03
- 受診日に下記の体重を超える場合は検査機器の重量制限のため検査を受けることができません。
– 胃部X線検査:125㎏以上
– CT検査:180kg以上
– 胃部内視鏡検査:135㎏以上
– 婦人科検査:165㎏以上
薬を服用中の方へNotes 04
高血圧・不整脈治療薬など心疾患、てんかん、喘息などの内服治療中の方は朝起きてなるべく早い時間(6時まで)に内服してください。
但し血糖降下薬、インスリン製剤は低血糖の恐れがある為、食事をしない時は服薬しないでください。
※糖尿病のお薬を服薬されている方は、低血糖予防の為のブドウ糖または飴をご持参ください。
食事についてNotes 05
午前受診
- 前日の夕食は、消化の良いものを21時までに済ませてアルコールは控えてください。それ以降は検査が終わるまでお食事をしないでください。
- たばこ、飴、ガム等は検査値に影響を及ぼす可能性がありますので一切口にしないでください。
- 高血圧、不整脈治療薬などの心疾患や、てんかん、喘息などの内服治療中の方は、朝起きてなるべく早い時間(6時まで)に内服してください。
但し血糖降下薬、インスリン製剤は低血糖の恐れがある為食事をしない時は服薬しないでください。
※糖尿病のお薬を服薬されている方は、低血糖予防の為のブドウ糖または飴をご持参ください。 - 脱水症状を避けるための水分摂取は、受付2時間前まで可能です。(水、白湯のみ)
- 指定された時間を過ぎて飲食された場合、診断に支障をきたす、または検査できない場合がありますのでご了承ください。
- 胃部内視鏡検査を受けられる方は郵送しております「上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)説明書」もご確認ください。
午後受診
- 前日の夕食は普段通りの食事でかまいませんがアルコールは控えてください。
- 受付の6時間前までに軽めの食事を済ませ、それ以降は健診が終わるまで食事をしないでください。
- 軽食に関しては、下記の例を参考にしてください。
- たばこ、飴、ガム等は検査値に影響を及ぼす可能性がありますので一切口にしないでください。
- 高血圧、不整脈治療薬などの心疾患や、てんかん、喘息などの内服治療中の方は、朝起きてなるべく早い時間(6時まで)に内服してください。
但し血糖降下薬、インスリン製剤は低血糖の恐れがある為食事をしない時は服薬しないでください。
※糖尿病のお薬を服薬されている方は、低血糖予防の為のブドウ糖または飴をご持参ください。 - 脱水症状を避けるための水分摂取は、受付2時間前まで可能です。(水、白湯のみ)
- 指定された時間を過ぎて飲食された場合、診断に支障をきたす、または検査できない場合がありますのでご了承ください。
- 胃部内視鏡検査を受けられる方は郵送しております「上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)説明書」もご確認ください。
軽食(例)
- 食パンのみ…1枚(バター、マーガリン、ジャムはぬらないでください)
- 素うどん…軽く1杯(具材、香辛料は摂らないでください)
- 白ごはんのみ…軽く1杯(おかず、味噌汁等は摂らないでください)
各検査の注意事項Notes 06
胃部X線検査(バリウム)について
下記に該当する方は胃部X線検査を受けることができません。
- 腸閉塞の既往歴がある方
- 過去1年以内に手術をされた方(すべての手術)
- 過去2か月以内に大腸ポリープの切除をされた方
- 過去1年以内に心筋梗塞や脳梗塞などの病気を発症したことのある方
- 腎臓病(人工透析)など水分制限を受けている方
- 受診日の血圧が180/110以上と高い方
- 受診日の体重が125㎏以上の方
- ペースメーカー、除細動器を腹部に留置、または留置している部位が不明の方
- バリウム製剤にアレルギー(じんましん、息苦しさ、手足が冷たくなるなど)がある方
- 受診日に下痢、腹痛などで下血がある方
- 便秘症の方(検査前72時間以上排便がない方など)
- 妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方
- インスリンポンプ、持続グルコース測定器を装着中の方
- 食事をされた方(受付時に食事後6時間未満のとき)
- 脊椎刺激装置(SCS)、深部脳刺激装置(DBS)を留置している方
上記以外でも検査が実施できない場合もありますので、主治医に確認をお願いいたします。
- 食道、胃、十二指腸の治療中または経過観察中の方はかかりつけの医療機関に受診ください。
- 炎症性腸疾患の治療中、既往歴のある方は主治医にご確認ください。
- 上部消化管疾患の治療中の方は主治医にご確認ください。
腹部超音波検査について
- 指定された時間を過ぎて飲食された場合、診断に支障をきたす、または検査できない場合がありますのでご了承ください。
- 体格のいい方(ふくよかな方、筋肉質の方など)は観察範囲が限られてくる場合があります。
- 妊娠中の方でも検査は可能ですが、赤ちゃんが大きくなるにつれ臓器が押し上げられ、観察範囲が限られてくる場合があります。
- 消化管のガスにより描出不良となる場合があります。
乳房検査の選択について
マンモグラフィ検査と乳腺超音波検査で迷われている場合、下記を参考に選択してください。
マンモグラフィ検査と乳房超音波検査では検査法の原理が異なるので、見ているものや検査の得意分野が異なります。
授乳中でも乳腺超音波検査とマンモグラフィ検査は可能ですが、乳腺が発達しているため、マンモグラフィ検査では正しい結果が得られない可能性があります。
授乳終了6ヵ月以降に再度検査を受けていただくことが望ましいです。
▶両方の検査をお勧めする場合
- 過去に受診し再検査や経過観察の指摘を受けた方
- 他院で腫瘤等を指摘されたことがある方
▶乳腺超音波検査をお勧めする場合
- 過去に高濃度乳腺の指摘を受けた方
- 妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方
- 授乳中の方
- 40歳未満の方
- 豊胸手術をされている方
- 痛みに弱い方
▶マンモグラフィ検査をお勧めする場合
- 乳房の大きい方
- 40歳以上の方
マンモグラフィ検査について
下記に該当する方は検査を受けることができません。
- 妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方
- (注射を含めた)豊胸手術を受けられた方
- ペースメーカー、除細動器、VPシャント、CVポート等を留置している方
- インスリンポンプ、持続グルコース測定器を装着中の方
- 1年以内に胸部外傷(肋骨骨折など)、開胸手術をされている方
- 脊椎刺激装置(SCS)、深部脳刺激装置(DBS)を留置している方
- 授乳中でもマンモグラフィ検査は可能ですが、乳腺が発達しているため、正しい結果が得られない可能性があります。
授乳終了6ヵ月以降に再度検査を受けていただくことが望ましいです。
検体検査(便、尿、喀痰)の提出について
- 検体の提出ができない場合、受診日から1週間以内にご持参いただければ検査可能です。
- 提出がない場合は未検査となります。
- 郵送では受付けておりませんので予めご了承ください。
尿検査について
午前に受診される方:受診日の起床後最初の中間尿を採尿してください。
午後に受診される方:ご来院直前の中間尿を採尿してください。
- 食後や随時尿では検査結果に若干の差が出る可能性があります。
- 採尿の目安は上部の線までが望ましいですが、容器の細くなっている部分より上の量であれば検査可能です。
- 生理中の場合は受診日を変更していただくか、受診日から1週間以内に尿の再提出をお願いします。(提出がない場合は生理中の尿での結果となります)
便検査について
2回法(2本の場合):受診日を含めて5日以内で別日に採取し、冷暗所で保存してください。(※2本同時採取はお控えください)
1回法(1本の場合):受診日を含めて5日以内で採取し、冷暗所で保存してください。
- 古い便でも検査は可能ですが検査の精度が低いため、5日以内が望ましいです。(ベストは受診日前日と受診日です)
- 便の保管は涼しい場所でお願いします。(冷蔵庫、保冷剤を入れたクーラーボックス等。ドライアイスは不可です)
- 便秘薬で検査結果に影響は出ません。
- 生理中の便検査は正確な結果が得られないため原則受付けておりません。受診日から1週間以内で再提出をお願いします。